授業中の安全管理―子どもの命を預かる―

小さな不安はあるけど“No Problem”大丈夫! 小さな不安はあるけど”No Problem”大丈夫!

学校は,子どもたちの安全と安心が保証されるべき場所ですが,子どもたちの命が脅かされているニュースが多く見られます。

私自身も,命の危険と向き合う場面や,その子の生涯に関わる怪我を負わせてしまったことがあります。

命に対する危機管理ということについては,私と同じ思いをしないように伝えておくことが大切だと感じています。

つまり,教師の配慮があれば避けられるケガや病気があるということです。

もちろん,細心の注意や配慮をしていても予想外の事故が起きるときはあります。

その時の対応についてはまた今度にします。

教師が最悪を想定して,細心の注意と配慮すれば避けられるケガや病気,子どもの命は守れます。

子どもたちが元気に帰って,明日も学校に来る,当たり前ですが,その子の命があるからです。

体調不良別気を付けるポイント

熱中症

気温の変化に気を付けて,水分補給の時間を設定し,小まめな声かけで防げます。ただ,水筒に関する衛生面に気を付けて,必ず持ち帰らせましょう。

雨の日のケガ,廊下の出会いがしら,教室でのケガ

雨の日の廊下は滑りやすく転倒しやすいため,学校の廊下にモップをかけておく(学校主事の方にお願いして)廊下の曲がり角での出会いがしらは,日ごろから注意を。

教室で暴れていて机やいすで体をぶつけて骨折したこともあります。

教室のガラスにぶつかってけがをしたこともあります。

鬼ごっこをしていて,玄関のガラス戸にぶつかって,服の中にガラスの破片が入っていることに気づかず,命の危険に至ったこともあります。

喧嘩やトラブルが起きたら,机や椅子を離して,すぐに先生を呼ぶように伝えておきます。

家庭科での危険

ジャガイモの芽に毒があること,火や包丁を使うので,当然ケガや火事を想定して,自由な時間をつくらない。

指示するときは止まって聞くなど,危険と隣り合わせの中で楽しくできるよう,手順や注意事項を明確に伝えましょう。

理科での危険

火を使った実験,電気を使った実験,化学反応における実験などでは,細心の注意が必要です。

予備実験はもちろん,教師による代表実験の観察がよいか,グループでの実験が必要かどうかを考えて,消火器やマッチの後始末のための水を用意するなど,最悪を想定して準備しておきます。

図工での危険

カッター,はさみ,彫刻刀などを使うことが多いです。滑って落ちることや手から離れることを想定して机の間隔を広げ,手に持ったまま移動しないことをきちんと伝えましょう。

管理は,教室ではなく職員室かカギのかかる図工準備室で。

体育での危険

個別での運動が中心になれば,教師一人で全員の状況を把握することは難しくなります。

水泳の学習中は,人数確認を何度もすることが必要です。(気が付いたときに,沈んでしまっていたということも実際に起きています)

運動に夢中になっての熱中症,ねんざや骨折,靭帯が切れる,めまいなど,ボールが顔面にあたると目を傷つけたり,歯が折れたりと様々なケガが予測されます。

ただ,体育のケガは,相手がいるということで加害者と被害者がいます。

どちらの保護者にもその状況をきちんと説明できなければなりません。

体育のケガは,擦り傷などの軽傷ではなく,骨折や靭帯等長期化するケガや直接命に係わる事故が起きやすいので,複数の教員で監視すること,集中力が切れないように,全体での指導や休憩時間を設定することが必要です。

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