保護者を巻き込む学級経営

小さな不安はあるけど“No Problem”大丈夫! 小さな不安はあるけど”No Problem”大丈夫!

学校現場で疲弊してしまう先生方の原因は何か,とネットでも,関係機関でも多様な見方があると感じます。

疲弊という言葉に対して,教師としてのやりがいという言葉もあります。

やりがいを感じていれば,時間を忘れて夢中になれるかもしれません。

と考えれば,疲弊するということは,その仕事に対して虚無感や空回り,孤立感,効率の低さ,意思疎通ができない,思い通りの結果が得られない等の否定的な感情が勝るという状況なのではないでしょうか。

やりがいと疲弊のバランスが崩れれば,仕事としての学校に行くことが億劫になります。

授業がうまくいかなくて疲弊感を感じるというより,授業のことで相談できない同僚性を感じられない職員集団の中での孤立感を感じる,①同僚との関係が大きな原因ではありませんか?

または,子どもたちとの意思疎通がうまくいかないとか,子どもたち同士の関係がうまくいかない,まとまりを作り出せない,その方法すら見えない虚無感や空回りなど,②学級経営に関わる悩みが大きな原因ですか?

教師の専門性が発揮できず,授業デザインと子どもの実態が乖離していること,教材研究に時間がかかるなど③授業力に対する悩みが大きな原因ですか?

子どもたちの家庭環境や個別支援の必要性等,④子どものことが原因ですか? 

日々感じる弊感や徒労勘ですが,ここでは,②の学級経営の悩みにフォーカスを当ててみます。

学級経営の実態把握

学級経営がうまくいかないと言っても,本当に多様な状況や原因が考えられます。

その実態をきちんと把握することが大事です。

ここでは,授業に関係ないことを話す子どもたちによって,なんだか落ち着きがなく,学習に集中できない子どもが多く,授業が思うように進まない,教師の指示が通らないという状況を考えてみます。

他の先生が担任ならこんなことにはならなかったかもしれないと思っていませんか?

それは違います。

誰でも,どんなベテランでもそんなクラスがそんな状況になることはあります。

原因を丁寧に分析するしかありません。

ただ,そのためにも早く,学年で,教務主任と,相談しましょう。

学級崩壊になる前にみんなで考えればよいことです。

私もそんな学級の状況になりそうだったことがあります。

学級崩壊寸前でした。

どうして寸前で止められたのか,それは保護者に発信したからです。

一番たたかれそうですよね。

だから,伝える言葉は選びます。

保護者にとって,子どもの学級とは,笑顔でみんなが楽しく勉強する時間を過ごす空間,というとてもプラス思考です。

点数で言えば,100点が当たり前。

それなのに,学級崩壊して30点になっていますと知らされても,そんな馬鹿なと怒り出すのは,火を見るよりも明らかです。

保護者に正直に伝える

だとすれば,80点を切った時点で,保護者にも警鐘を伝えなければと感じます。

「最近,学習用具がそろわないことが多くて困っています。おうちでの前日準備の様子はどうですか?」

「授業の中で,自分の調べてきたことを発表する人がいます。学習の課題を意識した発言は大変すばらしいです。(帰ってからの遊びの約束は休憩時間に)」

「学級の中で,友だちを傷つけるような言葉があり,みんなで考える学級会を開きました。おうちでも話してみてください」

「ロッカーの整理整頓を心がけているのですが,(before afterの写真を貼付して)注意したり,みんなでやり直したりすることが少し増えました」

など,子どもたちの心の乱れやトゲトゲした言動を直したいと奮闘中です,(ちょっと嫌味も加えて)とお知らせすることで,今の学級の状態を知っていただき,決して100点ではないこと,保護者の皆さんの力を借りたいことを伝えることが大事だと思います。

学級は,子どもと先生で作るものですが,子どものバックボーンである家庭の安定や協力が不可欠であることを伝えて,味方にしたいですね。

だめになった結果を示すより,崩れそうです,助けて!という発信が支えになります。

先生も保護者も子どもをよくしたいという願いは同じですから。

きっと,保護者の一部かもしれませんが,力を貸してくれます。

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