担任の先生が子どもたちと楽しい学級を作っていらっしゃるかどうか,時々見に来る人はどこを見ると思いますか?
いわゆる学習環境,教室です。
- 黒板がきれいになっているか,黒板下は白くなっていないか
- 子どもたちの机や椅子がきちんと並んでいるか
- 掲示物が整然と貼られ,画鋲が取れていないか,掲示してあるものに誤字はないか
- 紙くずが落ちていないか
- 子どもたちにも片づけやすいようにラベリングされ,整理できているか
- 子どもたちのロッカーは整頓されているか
- 目に優しい色使いになっているか(掲示物の画用紙や文字の色)
環境の大切さ
落書きが一つあれば,次々落書きが増えたり,一つのごみを見つけるとごみが出ても平気になったりするということを聞いたことがありますか。
学習環境としての教室が整っていると,小さな違和感に気づきやすくなります。
子どもたちが帰った後,教室を整えておくことをお勧めします。
朝,子どもたちが入ってきたときにすがすがしさを感じるように。
そして,どの子にとっても使いやすい教室環境になるように。
- 教室の全面は,視点が定まらず集中が難しい子たちにとって,黒板周りの掲示は最小限に。
- 「色のシュミレーション」というアプリを使うと,色覚に課題がある子の見える色が疑似体験できます。
黒板の色チョークなども考えなおしてみてください。 - 忘れ物が多い子を責めるのではなく,忘れたときに自由に使ってよい紙や使っていよい筆記用具(鉛筆,消しゴムだけでなく,ものさし等)を準備しておく。
- 教室においている教師の机に危険物(カッターなど)や個人情報としてのテストの結果などを入れない。(図工で使う彫刻刀やカッターは,必ず職員室で保管)
当然ですが,小銭などの現金もダメです。 - 参観日の日にはお花を飾ったり,観葉植物を置いておくだけで,無機質になりがちな教室に少しの余裕と癒しを醸し出します。
- 係の活動や,子どもたちの活躍できるコーナーは,動いていますか?
貼りっぱなしにしないように,声をかけて励ましましょう。
最後に
子どもたちと一緒に教室を作るということを共有して,どんな教室にしたいかを相談しながら,担当を決めて任せてみるといいですね。
子どもたちが主体的に企画運営に関わり,自治的な活動を促すことにもつながります。
お互いのよさを認め合い,励まし合う学びの共同体としての学級づくりの一歩は,学習環境を整えることからなのではと感じます。
教室がすっきりしている先生のクラスの落ち着きは,学習態度のよさにつながり,学力向上にも影響します。


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