けがをした時の初期対応

小さな不安はあるけど“No Problem”大丈夫! 小さな不安はあるけど”No Problem”大丈夫!

学校生活の中で,子どもたちがケガをする場合はあります。

ケガといっても本当にたくさんの状況が想定されます。

その対処を間違えば,大けがになったり,子どもの命に関わる重大な状況をまねいたりします。

だからこそ,きちんと対処しなければなりませんね。

ただ,血だらけの子どもや青ざめた子どもの状況に直面すると,教師でさえ慌てて冷静に判断できないこともあります。

だからこそ日頃から知っておくこと,想定しておくこと,連携を確認することが大切になります。

学校全体できちんと整理して共有することが大事です。

けがしたときの判断

私たち教師は,「先生」と呼ばれますが,医者としての「先生」ではありません。

だからこそ,ケガの状況や判断は養護教諭が大きな指針になります。

私の子どもは,担任の先生に「大した事なさそうだ」と言われましたが,その実,手の小指の骨を骨折していました。

安易な判断は決してしてはいけないことです。

① ケガをした子を動かさない。

見た目で判断することが難しいこともあります。

鉄棒から落ちた,跳び箱で転んだ,廊下でぶつかったとか,外見的判断をすることはとても怖いです。

ケガをした子を動かさないで,保健の先生を呼びに行かせます。(もちろん擦り傷程度なら保健室へ連れていきます)

血が出た場合,他の子どもたちがその血に触れることがないようにします。

一人で対処せず,周りの先生にも手伝ってもらいましょう。(けがをした子を抱きかかえて保健室に運んだ時,腕がだらんと下がっていたことによって,肩の靭帯が切れたこともあります)

首から上のケガ(頭,顔,鼻,目,口,歯,首)の場合は,病院を受診することがほとんどです。

どんなに小さなケガでも,病院に行って,医師の診断を受けて大丈夫であれば保護者も安心です。

保護者にとっては,自分の命に代えても守りたいわが子です。

② その時の状況を説明できるようにする。

常に腕時計をしています。

ケガの発生時刻を確認するためです。

子どもの様子,養護が何分後に来て子どもの観察をし,どのように判断したか,周りの状況はどうだったか。

きちんと説明と報告書が書けるように記憶します。

もしくは,手にメモを取ります。(学校内で起きたケガなどについては,学校は保険をかけています。その事故報告書の一部は担任が書くようになっています)

③ 管理職に報告 → 保護者連絡 → 家庭訪問(学年主任と一緒に)

学校によって多少異なりますが,すぐに管理職に報告,そしてケガの状況や病院受診が決まれば,すぐに保護者に連絡をします。

擦り傷程度なら,放課後,保護者に電話連絡します。

その時に,加害者と被害者があれば,その両方に連絡をする必要があります。

ただ,状況を丁寧に,言葉を選んで報告しましょう。

「うちの子が悪いのか」と憤慨されることもあります。

感情ではなく,事実を正確に,どう伝えるかも学年主任や管理職と相談しながら,一人で対応しないこと。

何よりも,学校の中でケガをしたことは,担任としての目が届かなかったために起きたとお詫びします。

起きてしまったことは取り返しがつきませんが,誠心誠意を尽くす態度が大事です。

誰が悪いとかではなく,その状況が最悪で終わり,そこからは良い方向に向くよう,誰かを責めるのではなく,担任を責めているのでもありません。

子どもの一生に関わる怪我や命に関わる危険がないことが一番です。

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