さあ,7月に入り,いよいよ学期末を迎えます。
特に緊張するのが個人懇談です。
個人懇談は,4月に担任をしてから初めて保護者と1対1で向かい合う大事な時間です。
保護者を味方にするために準備をしておく必要があります。
私は,教師としてではなく,保護者として個人懇談を受けることもありました。
その時感じた残念な気持ちは,教師として気をつけなければならないことでした。
保護者が残念に感じる
保護者として,残念に感じたことは,
- 待ち時間が長い!
- 正面向いて座られ,子どものことで責められているように感じる机や椅子の配置
- 私の子どものことを見ていると実感できないコメント
- 課題ばかりでうちの子のいいところを見ていないと感じるコメント
わずか15分の間に,先生に対しての評価が下がります。
時間休を取ってわざわざやってくるのに,信頼感も失い,これからまだ先が長い期間(7か月),批判的視点で見てしまいます。
反対に言えば,15分間で,先生に対する信頼感を高め,これからも応援していこうとする気持ちにさせることもできます。
担任として気を付けたいポイント
次のことに気をつけてみてください
服装は?
清潔感のある服装で。(学校から許可があれば,ノーネクタイでも)
座る場所は?
保護者と担任が向かい合うように机を置くことは避けましょう。
正面ではなく,机をたくさん並べて斜めの位置で座る方が,圧を感じません。
私は,相手の名前もわからないことも想定して,保護者の机の横に,テストファイルなどの名前がわかるように並べて,保護者自身にとってももらうようにしていました。
誰の物を取ったのか確認することで,誰の保護者なのかわかります。
懇談中は,メモを取りません。
腕時計を横において,お待たせしたことを詫び,保護者にも15分を意識してご協力いただけるよう最初に声をかけていました。(1時間に10分くらいの調整できる時間を設定)
教室の中での会話が,外で待っている人に聞こえないように,扉から離れた場所に設定します。声の大きさも考えて話しましょう。
伝えたいことは整理して
頑張ったことを最初に話して,課題だと感じていることを話して,ご家庭の協力をお願いし,最後にもう一つ素敵なところが話せるように,きちんとエクセルで整理していました。
お話しする内容は,誰にでも当てはまる抽象的なことではなく,切り取った具体的な場面を話します。保護者から気になることや相談,家庭でのよいところは,帰られた後メモして,エクセルに追加しておきます。
待ち時間が気にならないような工夫を
廊下には,子どもたちの算数のノートや調べ学習のポートフォリオ,漢字練習帳など,誰が見てもいいものを全員分並べていました。
日頃は,自分の子どものノートしか見ませんが,他の子どもたちのノートを見ることで,字のきれいな子,まとめ方の上手な子,他者である子どもたちと自分の子どもを比較しながら見てもらうことが励みになり,家庭での支援にもつながります。
また,教師がどのような朱書きをしているのかも見てもらいます。丁寧にコメントしていることが伝わるように準備しておきます。
加えて,1学期の学級の写真を画用紙に貼って掲示しておくのもいいと思います。
保護者は,学校での様子を聞きたくて,知りたくて学校へ来られているのですから。
もちろん,そんなもの見たくないという保護者のために,椅子は用意しておきます。
音楽や音読の発表の様子をビデオで流したこともありました。(音は小さめですが)
それだけで,「待たされた!」と感じる気持ちが少し和らぎますよね。


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